2013年9月10日火曜日

PS4 発売日

話題のPS4 日本発売日が決定しました。 2014年 2月22日 
もちろんブルーレイビデオの再生にも対応しています。 HDMI出力に対応していますし、音声出力も光デジタル(S/PDIF)端子がついています。ただし今のところの発表データでは光デジタル(S/PDIF)端子から24bit192khzのLPCMが出力できるかは不明です。 ハイレゾブルーレイ普及に一役買ってくれることを期待します。

2013年9月6日金曜日

各メディアのオーディオデータスペック

一般的に普及している各メディアのオーディオデータスペックをまとめてみました。

 Audio CD
LPCM 16bit 44.1khz

DVD
LPCM 16bit 48khz

Blu-Ray
LPCM 24bit 96khz

Blu-Ray(Option)
LPCM 24bit 192khz

DVDや Blu-Rayは圧縮多チャンネルのDolby等にも対応していますが、ここにまとめたのは非圧縮のPCMフォーマットの場合です。
企画上はオプションですが「イタリア紀行」で収録した LPCM 24bit 192khzが最も高音質のフォーマットであることがわかると思います。オーディオCDとは音質はあきらかに違います。ただし同じ曲でもデータ容量はオーディオCDの約6.4倍にもなります。

2013年8月26日月曜日

SONYからハイレゾ音源対応ブルーレイプレイヤー

SONYからハイレゾ音源対応ブルーレイプレイヤーが発売されました。
「BDP-S5100」実売価格はなんと2万円を切っています。
ハイレゾブルーレイ普及に一役買ってくれるのを期待してます。
これで「イタリア紀行」ぜひ見て聞いてください!

2013年7月25日木曜日

世界初!と言ってもいいかな?

いよいよ明日7月26日「イタリア紀行」ブルーレイ版とDVD版が発売になります。製品パッケージも上がってまいりました。
Blu-Ray版はLPCM24bit192khz音源収録なのは何度も書いてきましたが、明日の発売日時点でLPCM24bit192khz音源収録のBlu-Ray Video作品は(Blu-Ray Audio作品を除く)は世界初ではないかと思います。世界の隅々まで調べきれなかったので、これまで「日本初!」とうたってきましたが、世界初だと思います。どこかにあったら、ぜひ教えてください。LPCM24bit192khz音源と高画質フルハイビジョンの組み合わせをぜひ体感してください。AVルームを自慢されている方もそうで無い方も必見の1枚です。

2013年7月16日火曜日

再生テスト環境

以前にも少し触れましたが、ハイレゾブルーレイを制作するのにメインで使っているテスト再生環境です。モニターはLG製の27インチ、写真では切れてしまっていますが、プレイヤーはPS3です。HDMI端子から、画面中央下のHDMIセレクターにてS/PDIF同軸デジタル端子に分岐してTASCAMのオーディオインターフェース経由でSharp製の1bitコンポーネントオーディオアンプ(民生機)に入れてます。再生させているスピーカーはTMP製のカスタム品。モニターの両脇にある波止場の汽笛のような形の物です。ユニットは13cmぐらいのフルレンジですが、びっくりするようなサウンドです。TMPは松下氏という楽器職人さんが起こした個人工房です。本職はギター、ベース製作が主です。今作「イタリア紀行」の音楽録音にもTMP製のエレキベースとエレキギター2台が使われました。松下さんが作った楽器は、海外も含めものすごい数、プロ達にレコーディングで使われています。しかしその録音されてCDになっている音が、自分の楽器の音とあまりに違うのに納得できないので、ついに自分でスピーカーまで作ってしまったのです。今は忙しくてスピーカー制作は中断中です。タイミングよく手に入れる事ができたラッキーな1セット。サブモニターとして家庭での試聴を想定してテストするにはピッタリです。ミュージシャンの方にも、できるだけこれで再生して評価をお願いしました。スタジオのメインモニタでは良い音がして当たり前ですからね。

2013年7月5日金曜日

誰でも楽しめるハイレゾブルーレイ「イタリア紀行」

私たちが作り上げた本邦初(多分世界初だと思うのですが、全ての国に作品を確認できないので控えめに!)のLPCM24bit192khz音源収録のブルーレイビデオは、いよいよ7月26日に発売になります。これからオーディオ雑誌などのレビューに取り上げていただけることを楽しみにしています。初の試みで完成までの苦労も多かった分だけ愛着のある作品になりました。現在プレス作業工程です。関わってくださった多くの人に感謝するとともに、一人でも多くの人に映像とサウンドの素晴らしさを体感してほしいと思います。

2013年6月27日木曜日

ハイレゾブルーレイを再生する簡単テクニック!


1)パソコンにブルーレイドライブが着いている場合。
おすすめの機器はTACAMのUSBオーディオインターフェースUS-366
実売16000円ほどで購入出来ます。元々は楽器やマイクを録音してPCに取り込む時のインターフェースなのですが、ブルーレイのLPCM24bit192khzをDA変換、またはDD変換出力も可能です。
ハイレゾブルーレイ再生だけでなく、itunesなどの楽曲を再生する場合もPC内蔵のサウンドボードと比べ、劇的に音が良くなるはずです。オーディオ用のDACは高価ですので、これのコストパフォーマンスはかなり高いです!
US-366にはアナログのピンアウト、デジタルの光端子、同軸端子も着いていますから、お持ちのオーディオアンプやパワースピーカー等へ繋いでいただければハイレゾブルーレイの音声のすばらしさが手軽に楽しめます。
もしパソコンにブルーレイドライブが着いていない場合も、今はUSB外付けブルーレイドライブがwindows用なら1万円以下、MAC用でも13000円ほどで購入できます。





2)PS3をお持ちの方
以前も書きましたが実はPS3はブルーレイプレイヤーとして見ても、かなりハイスペックです。写真の初期型はSACD(DSDデータ)も再生できます。
PS3のHDMI端子からはLPCM24bit192khzがアウトプットできます。光出力端子もありますが、なぜかこちらからは176.4khzまでしか出力できません。PS3の設定メニューから「サウンド設定」→「音声出力設定」でLPCM24bit192khzを選択すればOKです。AVアンプがLPCM24bit192khz対応の場合はHDMIケーブルを繋ぐだけでOKです。

対応でない場合はこんなアクセサリーを見つけました。8000円ほどで買えます。
本来はHDMIのセレクターなのですが、音声信号だけを分岐してデジタル光端子、同軸端子、アナログピン端子に出力できます。私はこれを使って同軸ケーブルを使いアンプまで出力しています。HDMIで画像はTVかモニターに、音声はオーディオにと振り分けて使います。

高価なオーディオセットが無くても手軽にハイレゾブルーレイが楽しめる機器のご紹介でした